本日はサザンシアターにて、舞台編・客席編の合同通し稽古でした。
スタッフの方々も、久野さん、演出助手のお二人に加えて、舞台監督・照明の葛西さん舞台美術のステファニーさん、制作の浅田さんも来られての大所帯でした。
今回の公演は二作品を個別に上演、連続で上演の2パターンがあります。
連続上演と個別上演では、舞台転換などの関係で作品への入り方が若干違ってきます。
実際の劇場で通してみることで、転換に必要な動きがわかりました。
これもサザンシアター仕様なので、ウイングフィールドではまた別のやり方を考えなければいけないのでしょう。
役者が転換など舞台周りに関わることは、劇場と自分の距離を近くするように感じます。そのことで役者の演技がどう変わるのか、とは具体的には言えないのですが、今回のように劇場を舞台にした作品の場合は必要な作業だと思っています。
舞台編の通しを見るのはとても久しぶりだったのですが、色々な変化を遂げていました。演じる側と観る側の意図は当然のごとく一致しないものですが、私のうかがい知れない作業によって、本番に向かって洗練されていました。
私自身も舞台上で何かを演ずるという意識から、相手役である片桐さんを頼りにセリフを言う、という方へ在り方も変化してきています。これも面白いことだなあと思っています。
二作品を通しで見ることで、「一つの劇場内で起きている二つの物語」として、より想像力を揺さぶるような作りになっていると思います。
ご来場くださるお客様はお楽しみに。
予約がまだの方は是非ご予約ください。
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