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客席編1208中村一規

Posted by 缶の階 on 08.2014 稽古日誌 0 comments 0 trackback
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本番まで一週間をきりました。
ウイングフィールドでの缶カフェや、販売用の缶グッズなども形が見えてきましたよ。

というわけで、今日は販売用の上演台本の校正をしてました。
今回の二作品に加えて、久野さんの過去の戯曲も大きさを合わせて作り直し。
段組が変わると、受ける印象が変わったり、空白がずれたりするのでイチからチェックし直すのです。

というわけで今日は、初期作からの過去の台本をまとめて読んで最終チェック。
隣のスペースからは役者さんたちが、お稽古している声が聞こえます。
久野さんのセリフをBGMに、久野さんの台本を読んでいく。
なんともまぁ贅沢な時間です。

まとめて読むといろんなことがわかります。
昔から変わってないとこ、変わってきたとこ。
古い作品に、今回の作品に出てくるのと全く同じ言い回しがあったり。
逆に「へぇ、こんな言い回ししてたんや」という驚きがあったり。

セリフが遠くから聞こえてくると、やっぱり影響を受けるのか、普段よりどっぷり作品に浸かれるような気がします。

文学作品は、「その小説の舞台になっている土地に実際に言って読む」という味わい方があるそうですが、
そういう意味では、戯曲の味わい方として「稽古場で生のセリフを聞きながら、違う台本を読む」というのも贅沢な快楽の一つではないかと思いますね。

一通り終わってから、改めて今回の作品を見ると、なんとなく深く理解できるような気が…
感じ方が変わるところもありやなしや…

あと稽古も少しですが、この発見は少しでも今作に還元できれば。と思いつつの今日の稽古場でした。

あ、台本はウイングフィールド・サザンシアター、両方で販売予定です。
良かったらお声がけくださいませ

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