3ヶ月ぶりの舞台編稽古。
台本が改訂され、タイトルも変更されました。
『ヒーローに見えない男/缶コーヒーを持つ男』
スラッシュは半角ではなく全角です。
みなさま、どうぞお見知りおきを。
いつものように太田さんと諸江さんがいて。
いつものように私はプロンプを入れていました。
台詞は作家が書いた言葉です。
赤の他人から生みだされた言葉です。
作家が言葉を生みだすときは痛みや苦しみをともなうことがあるようです。
赤の他人から生み出された言葉を自分の身体へ入れる。
俳優が台詞を入れる行為はとてつもなく痛みをともなうことなのかもしれません。
でも入れてもらわないとお話になりません。
誰かが人でありつづけるために俳優は必要です。
杉本奈月
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