

この日の稽古は2部
1部は通常稽古11時から16時
そのあとの2部は私主催のワークショップを
19時半頃まで。
今回は、私が、まず初めに何を思い、そして何を面白いと思っているのかを知ってもらいたいという思いで始まり、そして、階のみんなが(今回は役者)、どう考えて何を面白いと思い、どうしようとしているのかを知るということが、主たる目的で始まりました。
実際やってみたら、かなり活気のある面白いワークショップとなりました。
参加者は役者が諸江さん、七井さん、演出助手中村さん、杉本さん
と私、の計5名。
2種類の2人芝居のテキストを使いセリフをしゃべることに特化したワークを。
まあ、ワークというか、自分が一人でも多くの役者とある意味「無責任」にセリフを交わしたいという欲求から考えたものです。
役者って、言葉を扱う職業でありながら、その呪縛に絡み取られてしまいがちだな〜と思うんです。
それを解消していく方法は恐らくたくさんあって、でもどんなものでもそれを有効に機能させるのは自己の状態の認識が強く必要だと思うんです。自分が才能溢れた俳優ではない分、一歩一歩進んで行くことが必要なんだな〜と最近、まあ、ちょっと前、いや、そこそこ前から思っています。
酒飲んで、勢いよくしゃべって、終わり!ではなく、稽古場で建設的に発見し説明することで、自分の中に蓄積して行く。
素敵な俳優教育が身の回りに、うーん、結構広い範囲でないと思ってるんですが、そんな私の自分教育です。
下北沢でとあるお芝居の開演を待ちながら、そんなことを思い、書いております。
あ、後ろの席の人が平田オリザについて話し始めた!
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