缶の階ワークショップ、第3回終了しました。
今回は、人数が少なかったので、そりゃあもう、みっちりとしたWSとなりました。
稽古場体験と毎回銘打っていますが、今回は特にその傾向が強かったですね。
12月の本番の台本を使って、全員で改めて「この台本に適した創作法」を探しなおす作業をしているのかなと思いました。
参加者の方が一人増えれば、それだけ台本のとらえ方が増え、創作法が増える。
だからこそ、WSという機会で参加者の方と共同作業できることは貴重ですね。
今回は、「エチュードで」「台本を使って」、「参加者の方と」「本番の役者さんと」と、さまざまな組み合わせで、
台本の頭のシーンを丹念に追ってみました。
来られている参加者の方が、本当に素敵な皆さんで、
台本について、たくさんの新しい発見がありました。
缶の階WSは、うまくなったり、スペシャルなスキルが身についたりするものではないのかもしれません。
ただ、参加者が来て一緒に創作してもらうことで、確実に作品がよくなっていく。
メンバーにとっても、参加者にとっても、その場で物が作られているという実感がある。
その場を共有できることは、階のメンバーにとってすごく幸せなことだし、
きっと参加者にとっても素敵な瞬間ではないかと思っています。
稽古場でともに何か作ったことは、必ず作品に生きてくるはずです。
10月度にご参加いただいた皆様、本当にありがとうございます。
残すところWSは11月、12月の2回です。
多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
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