
台本が改定されました。
稽古場には久野さん、中村君、七井さん、私。
当たり前ですが皆、それぞれ本当に考えていることが違うものだとよく思います。
久野さんと中村君の台本解釈の話には到底ついてゆけず、七井さんは沈思黙考しており、私はとんちんかんに過ごしています。
それでも皆それなりにそれぞれを尊重しあって稽古場は成り立っております。
久野さんの台本では、セリフは変わらないけれど、セリフを言う人が変わる、という変更がよくあります。
ふと私は思います。
これが現実世界でもそうだったら?
この世界で交わされる言葉は、元々全てどこかにあって、それを誰が口にするかはわりとどうでもいいものだとしたら?
ちょっと世界に穴が空いたような開放的な気分になります。
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